自転車の鍵なくした人のおすすめ鍵種類、鍵をなくした時の対処法も!
自転車の鍵をなくす、なんてことはあるようでないような、ある話
この記事は、終電が終わった深夜、自転車屋は開いてない、スペアなし、自分一人なので、鍵のかかった自転車を持ち運んで自宅に持って帰るのは不可能
という絶望的な状態で、自転車の鍵をなくしてしまった時に直ぐに役立つ方法である
実際この記事を書く数時間前、私は新宿ど真ん中の歌舞伎町で自転車の鍵を紛失した
結論から述べると
自転車の鍵をなくしてしまったら交番に行って相談しよう
もし近くに交番がない場合は、電話してもいいだろう
至極普通で、当たり前で、シンプルで単純な方法で解決した
その考えに至るまでは、最終的に自転車を仕方なく一旦放置して自宅に帰ると言う候補もあったが、出来る限り現在可能な自転車の救済対策をしてみようと思っていた
先ずは眉唾対策法として、傘鍵を使ってみた
傘鍵とは
傘のボタンを押すとパッと開く部分を使い、それを鍵に見立て鍵を開ける方法
ネットで「チャリ鍵なくした」と検索すると結構記事が出てくる
つまりそれだけ自転車の鍵をなくして困った人がいたという事である
と、何はともあれその傘鍵器具を使い自転車の鍵穴を開けてみようと試みた
この記事がすごくわかりやすい
seikatsu-kurashi.hatenablog.jp
上記を参考にして、傘を分解
なんとか傘鍵ゲット
自転車の鍵部分に傘鍵を突っ込み、手前に引くと開くと言う情報を頼りにそのまま実行
が…
パキーン…!
傘鍵、自転車の鍵穴に刺さったまま折れる事件
恐れていた事象が現実になってしまった瞬間だった
傘鍵自体、薄っぺらいアルミでできた板状の棒…
かなり脆そうで折れそうな見た目
なので折れないよう力を緩めながら、傘鍵を自転車の鍵穴に差し込んでは開かない、を繰り返していた
そして少し思い切って強引にやって見よう、と思ったのが運の尽き
ポキっ、と鍵に挟まってる部分と持ち手の部分の真ん中が折れたのだ
あ、終わった
本気でそう思った
こうなると他の解決方法になってくる
タクシーの運転手に自転車を積めるか聞いてみる
自分もタクシーに乗って帰れるし、自転車もタクシーにのせられて万事解決
と思ったが、当然自転車は積めなかった
鍵業者に依頼する
24時間対応可能の鍵屋に電話をしてみた
出張して、鍵開けをしてくれるので、待っているだけで開錠が可能
が、電話口で見積もりを聞いたら、二万かかるとの事
この自転車本体よりも高いやないかい!だったら自転車買うわ!
ということで、どれも実現不可能であった
途方に暮れた私は、最後の頼みの綱、ヤフー知恵袋で「チャリ鍵 なくす」と検索したところ、なんと警察署で自転車の鍵をなくしてしまった時の対応をして下さったとの書き込みが!
内容としてはシンプル、かつ原始的だが
「警察署の方で自転車をロックしている部分を物理的に破壊するだけ」
と言うもの
一か八か、新宿歌舞伎町の交番に向かい、「自転車の鍵なくしてしまったのですが…」と相談をしてみる事にした
すると、最初は
「そんな事相談されても困るしどうする事も出来ない、寧ろスペアの鍵持ってないの!?」
と何度も呆れられ、(スペア持ってたら交番には来ない)断られそうになったが、ヤフー知恵袋の回答内容に近づける質問をしたところ
「今人手不足だから警察官出動させて自転車置き場には行けないけど、持ってきたらなんとか出来るかも」
と若干曖昧で雑に扱われたが、自転車を自力で交番に持っていけばなんとかしてくれそうな模様であった
という事で早速交番まで自転車を運ぶ
警察官は現状を確認し、交番の奥から道具を持ち出して
物理的に自転車のロックを破壊した
こうして私は、自転車に乗って帰れるところまで現状回復させることが出来たのだった
と、ここで
それじゃあ、鍵のかかった自転車何でも開けられちゃうじゃん!
と思ったあなた
安心してほしい
この、交番に行って自転車の鍵を破壊してもらう、には
自転車が防犯登録済のもの
となっている。まあ当たり前の話だ。盗難車かもしれないし、犯罪をしようとしている人に加担はできない
実際に私も鍵のロックを壊してもらう際には、自転車の防犯登録の確認、身分証明書の提示を頼まれた
なので自分の自転車だと確実に証明できる防犯登録が必要であり、それが証明されなければ交番ではロックを破壊してもらうことは不可能である
こんなピンチになった場合も考えて、防犯登録は自転車購入時にしておくようにしよう
防犯登録に関しては、詳しく下の記事に書かれている
上記のサイトで、防犯登録をすることでの重要な部分を要約すると
防犯登録は強制でなく自由に登録可能だが、登録には500円がかかる
防犯登録は10年間のみ
10年目以降は登録が抹消され、再度登録し直す必要がある
もう一度登録をする際にも、再度500円が必要
自転車のロックを破壊したあとは
自転車のロックを物理的に破壊したので、鍵がかからない状態になってしまった自転車
そのままでは不便なので、自転車の鍵をつけよう
鍵を付ける方法として、自転車屋に頼んで取り付けるやり方と、自分で自転車の錠を購入して取り付けるという方法がある
自転車屋
自分でロック錠を購入して取り付けるのがめんどくさい、ロック錠の種類はなんでもいいという方にはいいだろう
しかし、自転車屋でロックの取り付けを頼むと、ロックはよくある鍵の馬蹄錠(ママチャリなどのサドルの下についているリング状のやつ)で、施工費用は1000円以上するので、後述するロック錠の最安値と比較すると割高にはなる
自分でロック錠を購入
最安値を調べると、ワイヤーロック形のロック錠が一番安そうで、とにかく安く済ませたい、という方にはいいだろう
しかしワイヤーロック錠はワイヤーなので、特に細いワイヤーロック錠は脆そうで、簡単に切断出来てしまいそうな見た目で、防犯的に疑問が残るつくりではある
一長一短が両者にはあるが、まずは、自転車の鍵をなくした人が次に買うロック錠は
キーレス
であるという事が最重要事項である
鍵が必要なければそもそも持ち歩くこともなく、鍵がなくなるなんて心配は一切ない、そして、鍵がなくなったとあたふたする時間や、今後不要な出費がなくなるのである
そう、まさに鍵を一度でもなくしてしまった経験がある方なら、次に買うべきものはこれである
キーレス、暗証番号入力の自転車ロック錠がおススメ
自転車のロック錠と言えば、GORINがメジャーで、有名なメーカーではないだろうか
こちらは色違いもあるので、車体の色に合わせてみてもいい
自分で取り付けるという手間はかかるが、自転車屋より安く済み、さらに細くて安いワイヤーロックよりはまだ安心できる馬蹄錠である
自転車の鍵をなくしてしまったからこそ痛感したが、自転車の鍵はキーレスがマジでおススメだ
まとめ
以上が
終電が終わった深夜、自転車屋は開いてない、スペアなし、自分一人なので、鍵のかかった自転車を持ち運んで自宅に持って帰りたい場合
に役立つ記事になっている
キーレス錠と防犯登録のw効果であなたの自転車は守られる
皆さんも自転車の鍵をなくし、スペアもなく、真夜中で自転車屋も開いてない独りぼっちの状態の場合で、かつ乗って帰らなければならない時は是非ご参考に…