新品未使用品の買取価格を買取店舗とネットで比較してみた
今回新品未使用品の買取価格を買取店舗とネットで比較してみたので、その検証結果をレポしたいと思う
今回比較するのはフリマ系ネットアプリと、店舗である
どちらで売ろうか悩んでる人、雑費などもろもろひっくるめて実際はどちらがいいのか、メリットやお得な方、高く売れる方はどちらか知りたい人などには参考になる記事だと思う
ネットと店舗のそれぞれの特徴と違い、メリットとデメリット
ネットのメリット
販売価格が自分で決められる
売れるような文章を自分で自由にかんがえることが出来たり、自分の売りたい価格で売れるというのがメリット
非売品やレアアイテムなど掘り出し物が多い
またネットは個人対個人(の場合が多い)ので、店舗では扱いが出来ないものなど(例えば非売品やノベルティー)も販売されているので(※非売品やサンプルなどは販売はしてはいけないという事に一応なってはいるが…)お宝やレアアイテムなんかも販売されていたりと、掘り出し物が多いのも特徴的だしメリットであるともいえよう
ネットのデメリット
出品者が送料負担しないと売れないという謎
今回ネット売買との比較として、同じネット売買のオークションと比較するが、フリマ系アプリとオークションの違いとして、オークションの場合基本的に送料は落札者負担である
しかしフリマ系アプリは、送料が基本的に出品者負担というのが当たり前と言う風潮で、出品者負担の方が売れる(またアプリも送料出品者負担の方が売れますよ、と推奨している)
勿論オークションのように落札者負担と言う項目も存在はしているが、落札者負担としている出品者は少ないように思うし、落札者側も落札者負担と記載されていないと出品者負担だろうという頭であるので注意書きが必要になってくると思う
と言うわけで、送料負担がフリマ系アプリ内ではセオリーという事になっている
なので当然送料がかかるほど利益は薄くなる
お値下げという謎の文化
フリマ系アプリと言う特性?特徴なのかと思うが、現実のフリマでもお値下げ交渉というのがある。そのネット版と考えれば話は早いがお値下げ交渉をしてくる場合もある
なのでそういうフリマの特性を受け入れられない人には、少しもやもやが残る
物撮り、文章構成、資材や梱包作業、運搬にも労働時間がかかる
まず商品を売るには
物撮り(商品の写真撮影)
文章入力(商品の説明文)
をしなければならない。また物が売れたら終わり、ではない。それ以外にも
雑費(梱包資材の購入、用意)
作業時間(梱包する時間、郵便局やコンビニ、宅配業者に持ち込む時間)
と言う手間と時間がかかるという事も考えなくてはならない
それらを総合的に計算し、この商品はフリマ系アプリで売っても利益が出るものなのかを考えて出品してみよう。フリマ系アプリでお金お稼ぐという事に関しては諸経費や労働時間も商品が売れる事と同じように大切であると思う
商品、在庫管理が面倒
商品が売れるまで在庫商品を自宅なり事務所なり倉庫なりに置いておく必要もあり、スペースの確保も必要になってくるし、「商品」の限り保管場所や保管の仕方に気を使わないとならない
また、売れなければずっと在庫を抱える事になるので、商品を維持するのにも気を遣わなくてはならない
トラブルは自己責任
個人対個人(の場合が多い)ので、販売トラブルと言うのは店舗よりも多いかな、と思うし、業者間の取引よりは多少不安要素もあるかなぁ、とは思う
店舗のメリット
お店が決めた買取価格で、あなたの商品の値段が決まる
自分で文章や価格を考えるのがめんどくさい、売れるような文章校正の書き方がわからい、文章を考えるのが苦手だ…という人には店舗の方がおすすめである
即日即金
即金が欲しい、家をとにかく片付けたい、早く物をなくして綺麗にしたい、という人にはメリットと言える。店舗は持ち込みや出張などして直ぐに現金化や断捨離が出来る
トラブルの被害に遭いにくい
店舗は業者対個人なので、販売トラブルと言うのはネットよりも少ないと思うし、個人間の取引よりは多少安心要素があるかとは思う
店舗のデメリット
お店が決めた買取価格で、あなたの商品の値段が決まる
自分で売りたい価格や、値段で売ることが出来ないという事が多い
また店舗に売る場合は店舗の価格設定になるので、上記でいった売りたい価格、少しでも高値を期待しているうちは十中八九期待外れで終わること請け合いなので、そういう人はやめたほうがいいだろう。感覚的には投げ売り価格くらいの気持ちでいけば、ごみに値段が付いた、と多少うわあ~い!とはなると思う
では、以下に検証実験を記載する
検証商品
新品未使用品未開封で、ハイブランドまではいかないが、ブランド物、高値で売れそう、人気な商品
今回売るもの
ブランド食器2つ
人気ブランドハンカチ2つ
ブランド化粧品3つ
店舗
②大黒屋
③ティファナ
①ブックオフ
ブックオフは全国的に展開している買取リサイクル業者である
今回は、食器のみで、化粧品、ハンカチの査定はしてもらっていない
査定結果としては、2つで500円と言う買取価格であった
②大黒屋
大黒屋はわりと全国的に展開しているブランド専門買取業者である
今回は、食器のみで、化粧品、ハンカチの査定はしてもらっていない
査定結果としては、買取価格は900円くらいでネットでは出回っているそうだが、大黒屋では今回の食器は残念ながら買取を行っていないらしい
と言うのも、大黒屋はブランド食器を買取してはいるのだが、一般にいうコペンハーゲンや、ノリタケなど有名ブランド食器しか買取を行っておらず、ブランド食器でも買取のレベルやランクがある為だ
③ティファナ
ティファナは東京都内で何店舗か経営している、リサイクルショップ業者である
査定結果としては、化粧品は1つ100円、食器は1つ200円、ハンカチは1つ50円と言う買取価格であった
全て売った合計金額は800円である
ネット
今回はネットで今人気のフリマ系アプリで販売をしてみた
アプリの特徴としては、販売手数料と言うものがかかり、販売価格から引かれる事、送料が出品者負担と言うのがそのアプリの主流になっている事である
結果としては、販売手数料、送料分を引いた純利のみ記載するが
ブランド食器2400円(1つ1200円)
化粧品①1190円②510円③610円
ハンカチ①538円②346円
全て売った合計金額は5594円
という金額で買取が成立した
しかし、ネットでの販売金額は出品者の言い値であり、今回はこの金額で売れたが、売値価格が一定ではないので悪しからず
一番高値で売れるのは…
この結果を見て、今回はフリマ系アプリの方が店舗より高く売れるというのが実証された
そしてこの結果で思ったのは、店舗の買取業者で高値を期待してはいけないと言う事だ
…と言うか、不用品、もはや持ち主にとってはゴミ同然のものを、"捨てるくらいなら売ってみよう!"と言うスタンスでいる事だ
高値で売ろう!と言う気持ちがあるうちは十中八九期待ハズレで終わる事請け合いである
上記比較検証の結果、双方で向いてる人や、物をまとめてみた
フリマアプリに向いてる人
気長に商品が売れるまで待てる人、値下げ対応に順応できる人、稼ぎ(売上価格)重視という人がいいだろう
フリマアプリに向いているもの
商品サイズが小さい、少ない、軽いなど販売価格が購入価格や希望価格と、とんとんまたは黒字になるものなどの場合はフリマ系アプリの方が旨味があるので、フリマアプリの方がいいと思う
また、買取業者などでは扱ってくれないような商品なども売れる(例えば非売品、食品、ランドリー用品など)
その為、お宝やレアアイテムなんかも販売されていたりと、掘り出し物も多い
店舗に向いている人
即日でお金が欲しい、必要と言う人、自分で価格設定をしたり売れる(ような)文章を考えるのが面倒だという人は店舗の方が向いていると思う
また、梱包作業などが面倒だ、郵送、運送会社に持ち込みするのとかもだるい、という人は店舗がいいだろう
即日の断捨離が目的、というなら店舗の方が早い
店舗に向いているもの
商品サイズが大きい、多い、重いわりに販売価格が赤字になるものなどの場合は、フリマ系アプリではあまり旨味がないように思うので店舗の方がいいと思う
まとめ
比較するまでもないが、新品未使用品未開封で、ハイブランドまではいかないが、ブランド物、高値で売れそう、人気な商品を売りたいと考えている場合は買取業者で売るより、ネット販売で自分で売買をした方がはるかに売れると言う結論に至る
時間に余裕がある方や、高値で売りたいと考えている人には、フリマ系アプリのネット販売はおすすめである
仲介するアプリやサイトのサービスを加味した上で、賢くネット売買ライフを楽しみたい
自分で価格を決めるのが面倒な人、即金が欲しい人は下がおすすめ↓